さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

扁摘手術からの味覚障害

そう。味覚障害になったのです。

味が分からない。のに、いつも舌には味がある。

これは、つらい。

 

手術を担当してくださった入院当時の主治医の先生に外来で再び診ていただきました。

可能性としては

①扁摘手術で味覚神経を傷つけた。

②手術後に扁桃が回復するときに神経を巻き込んでしまった。(私の扁桃は大きく深く切る必要があったのです。)

③鉄と亜鉛不足などの扁摘手術とは別の理由。

以上、3点が高いそうです。

 

考えれば、扁摘手術後の食事は痛くて痛くて仕方なかったけど、味はわからなくはなかった。味が分からなくなったのは家に帰ってきたから。

だとすると、①じゃない。

味覚検査と血液検査をしました。

味覚検査は、舌のどこの部分に何の味をのせても、ほとんど分からない。

驚いたのは苦味。下の上にのせられた苦味。全くわからない。口を閉じて唇にさわった瞬間「うげーにが~い!」・・・私の舌、こんなに苦い味も分からないの・・・。

笑っちゃいました。

扁桃摘出手術由来で神経に傷ついているときは、舌の奥の方の味覚が分からないだけで、舌の先端の味覚はあるそうです。

私は舌全体どこにのせても分からない・・・。

②も消えた。

血液検査の結果は、鉄分と亜鉛不足。

今のところ③が原因かなと鉄剤と亜鉛を飲んで長期戦で治療しています。

 

扁摘手術後退院して自宅に帰ってきてからも、やはり痛くて食事量が激減しバリバリ仕事しながらもメイバランスで過ごしたりしていたから、栄養不足になったのでしょう。普段からの食事もろくでもないし。

 

(メイバランスは美味しいですし重宝です。念のため。)

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まさか。味覚障害を発症するとは思わなかったです。

でも、腎臓のため。

時々おいしいってわかることもあるから。

味覚障害に関してはあせらずいきます。