さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

<自宅>ステロイドパルス治療3クール目内服②

久しぶりの自宅での夜でした。

 

まずは、何より、次の外来までの薬の量と複雑さ。

仕分けに2時間かかりました。いやはや。

f:id:sabamihya:20170826084607j:plain

 

 

夜、ステロイドの威力を知りました。プラス、眠剤の効果も。

寝なれたお布団と枕。久しぶりに気持ちよく眠れそうと思い22時30分に横になりました。眠剤は飲まずに。

横になった途端、心臓がバクバク波打ちます。ちょっと息苦しいくらいの動悸。

そのまま横になっていたら少し落ち着いて、少しウトウト。

ウトウトしかけると、怖い夢。なぜか、ジョンベネちゃん事件がリアルに浮かび上がって、ハッと目を覚ます。

次にウトウトしかけたら、また、重い夢。ハッと目を覚ます。

を繰返し、1時近くになっていました。

頭が覚醒していることがよくわかる感覚。目覚めるたび、胸がドキドキし続けています。

体は寝たいのに、頭が寝させてくれないような、頭がグルグルと回転し続けている状態でした。

そういえば、薬剤師さんが、ステロイド服薬中は「夜、眠れない」という生易しいものではなく「夜、目がギンギンになって、そもそも寝る状態にない。」ということが多いと教えてくれたのでした。しかも、連続悪夢を見やすいとも教えてくれていたのに・・・。

 

1時になる前に、レンドルミン飲みました。

こんな状態になってから、こんな時間になってから、はじめてのレンドルミン服用です。ちょっと心配だったのですが・・・。

レンドルミン1錠を飲み、また、同じく横になると。

驚き!!! 

すぐに、心臓の波打ちがす~ッと消えたのです。もちろん目に見えないんだけど、体の中でジグザグに動いていた車輪が、綱渡りをする一輪車のようにまっすぐに静かに進んでいるような感覚。

あっという間に、息苦しさも消えて、心底落ち着きました。

次に気づいたのは朝6時。無事に眠れました。

 

恐るべし、ステロイド副作用とレンドルミン効用。

安定剤/眠剤と言われるような薬って本当にこんなに顕著に自分でしっかり認識できるくらい安定するんですね。

いい経験でした。

 

とは言え、レンドルミン残り数錠。あらためて、近所のかかりつけ医からもらってきます。

 

月曜日から仕事に復帰します。

仕事をすれば、体を動かす量が増えるから、眠れると信じて。