さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

ステロイドの副作用

IgA腎症の有効な治療法 扁摘ステロイドパルス治療 は、私の中で粛々と進行中です。

パルスの時は、入院して点滴で大量にステロイドを投与していたので、ザ治療!ってことで、日常生活も治療中心に進んでました。

入院していたので当たり前と言えば当たり前ですが。

ステロイドは投与量に比例して副作用出現の危険性が格段に上がります。

大量投与のステロイドパルスの時は、副作用に要要要要要注意だったのです。

ステロイドパルス治療と並行して副作用予防して、少しでも副作用が出現したらすぐに対処して。

だから、入院必須です。

パルスは終了して退院。自宅に戻り、内服でステロイド治療を継続している今、時々、ステロイド治療中であることを忘れてしまいそうになります。

てか、平日昼間は、ほぼ忘れてます。

が、しかし。

ステロイドを内服している間は(しかも、隔日ですが1日30mg。少量ではないので。)副作用には要注意です。

 

ステロイド服用中に気を付ける副作用は・・・

1.感染症にかかりやすい。→地道に、マスク・手洗い・うがい・アルコール除菌。

2.血糖があがりやすい。→食べすぎ注意。

3.骨がスカスカになりやすい。→だいたい予防薬を飲むそうです。私も飲んでます。

4.胃潰瘍になりやすい。→ほぼ予防薬が出るそうです。もちろん私も飲んでます。週1~2くらいで胃痛があります。

5.白内障緑内障になりやすい。→眼科にかかる。私は近視が強く網膜が薄いため緑内障リスクが高いので、大学病院の眼科にかかります。

6.コレステロールが高くなりやすい。→食事に注意。

7.顔・お腹・肩あたりに脂肪がつきやすい。→今のところ、気になるのはお腹かな。4㎏くらい痩せたけどお腹ポッコリしている気がしています。

8.眠れない→パルス中はレンドルミン無しでは眠れませんでした。自宅に戻ってきて内服のみになり仕事を再開してからはベッドに入り10秒で眠れます。

9.落込みやハイテンションなど気分にムラがある。→気分の変化を見逃さないようにパルス当初から相当意識してますが、自覚なしです。

10.抜歯により顎の骨が腐る。→抜歯しなくてはいけない歯がなかったので免れました。

11.顔の火照り・赤味。→パルス中は毎回出現して、毎回冷パックで顔を冷やしていました。内服になってから1週間程度は続きました。

12.にきび・肌荒れ。→内服になってから出現しました。自宅での生活も影響しているのかも。ステロイド治療前と同じ化粧はできません。薄く粉のファンデーションを付けるだけで精一杯。リキッドファンでやチーク、しっかりアイメークをすると、顔が荒れて毛穴が開きほっぺも腫れます。薄化粧で我慢です。

13.脱毛。→髪の毛を洗うと、手のひらの指の間に髪の毛がごっそりたまる程抜けます。パルス時から始まり内服のみになった今でもずっと続いています。

14.動悸。→これが一番顕著です。じっとしている時にも心臓がドキドキします。横になると心臓バクバクの音がよく聞こえるほど動悸がして少し息苦しくなります。治まるまで待つしかないです。

 

あらためて書いてみると、ありますね。副作用。

普段の生活で、いつもより少しだけ気を付けながら、気になることがあったら受診したり先生に聞いたりして、気にしすぎないようにしたいものです。

高いストレスがかかることも良くないそうですから。

 

副作用もそうだけど、ステロイドの飲み忘れに気を付けることと、自分で勝手に服用をやめちゃったりするとかなり危険ってことも、気にしてないと。

断薬クライシスですな。(造語です。)