さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

IgA腎症患者のそばとうどんの選択

私はおそばが好きです。

小さいころからよく手打ちそばを食べていました。祖母やら親戚やら近所やら友人やらおそばを打つ人が今も昔もたくさんいて、手打ちそばをよくいただきます。

コンビニで麺類を買う時もおそばだし、♪あーかいきつねとみどりのたぬき♪ だったら、もちろん緑のたぬき。駅なかの立ち食いそばやさんも好きで、特にカレーそばが大好き(塩分過多でそんなには食べられませんが)。池袋駅なかの爽亭は春菊天とそばがベスト!

 

塩分のみを制限している時に食べるべきは、うどんよりも全然おそばです。

うどんは製造過程で塩を練りこんでいますので、1食(250g)で0.7g程度の塩分があります。塩分量は、乾麺とゆで麺とで違ったり、製品によっても違ったりします。

おそばの塩分は0g。

もちろん、おつゆは別です。ちなみにおつゆの塩分はだいたい2gくらいかな。

冷たい系のおそばやうどんを食べるときは、おつゆにはつけずにいただきます。

うどんかおそばを選ぶとき、塩分を考えれば、おそばがベストチョイス!好きなおそばを自信を持って選ぶことができたのです。

 

しか~し、たんぱく質は違うのです。

1食(250g程度)のたんぱく質量は、うどんが6.2g おそばが14g。

なんということでしょう。おそばは、たんぱく質が多いのです。

もちろん、おつゆには、たんぱく質も入っています。おつゆは使わないのが賢明。

 

塩分たんぱく質制限の私は、うどんとおそばのどちらを食べたらよいのでしょうか?

たんぱく質は多いけど塩分0のおそばか。塩分は多いけどたんぱく質が少ないうどんか。

悩みます。

うどんを食べるときは、塩を使わない天ぷらを添えたり。

おそばを食べるときには、たんぱく質の少ない缶詰のフルーツをデザートにしたり。

そんな具合に調整して食すことになりそうです。

 

塩分制限とたんぱく質制限。

難しいのは、やはり、たんぱく質制限です。

どの食品にどのくらい入っているかが分かりずらいです。気を付けすぎて食べなさすぎると体が弱ってしまいます。

私の1日45g(1食15g)のたんぱく質制限は、1日45gは摂るようにということでもあるわけで・・・。この塩梅が大変です。ゼロイチ思考の私は「食べないなら食べない!」という極振れのが楽なんですが、そうはいかない人間の体。

だから、私は、たんぱく質制限食品をガンガン利用しちゃっています。

たんぱく質制限のうどんもおそばもあります。

healthcareinfo.kissei.co.jp

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これを使うことで他のものが少しだけフリーに食べられるので、けっこうお高いですが買ってます。

アマゾンでも他のネット通販でも大学病院でも売ってます。

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腎臓病食・・うまし!!! - さばみのIgA腎症との35年ノート