腎臓病の皆さん。市販薬に気をつけて。
12月2日に開催されたCKD(慢性腎臓病)セミナーの様子が今日の朝日新聞に紙上採録として掲載されています。
うわっと思う一文が載っていました。
私は木曜日から体調を崩し土曜日朝までお布団の中で過ごしました。熱はないのですが、摘出したはずの扁桃が痛み、鼻水が出続け、だるさとフラフラで起きられないという状態でした。
ステロイド治療を始める前だったら、大好きな市販の風邪薬を木曜日の夜すぐに飲んでいたと思います。
しかし、ステロイドパルス入院中に、あの美しい薬剤師さんから「市販薬は腎臓で分解されるものと肝臓で分解されるものがあって、腎臓で分解されるものは飲んではいけない。」と教えてもらっていましたので、市販の風邪薬を飲みたい衝動をグッとこらえ、そのまま寝ました。
市販薬のどれが腎臓で分解されるのか、肝臓で分解されるのか、外箱を見ただけでは分かりませんし、使用説明書を読んでも分かりません。それならば、飲まない方が賢明です。
そんなこんなで今日やっと起きられるようになり新聞を読んだら、タイムリーにうわっと思う一文に出会いました。
「腎臓を悪くしている原因を知ることが大切です。<中略>腎機能が悪い人では抗生物質や鎮痛薬、風邪薬、カルシウム製剤などが悪化因子になります。」原茂子先生談『早期に発見して適切に管理することが大事!』より抜粋。
やはり。市販薬でも自己判断で飲むのは危険ですね。
ちょっとでも調子が悪くなったら受診しましょうということです。
私はと言えば、教えてもらった「はちみつ大根」を飲んで早く寝ることにします。