さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

<入院9日目>ステロイドパルス治療2クール目点滴①

ステロイドパルス治療2クール目が今日からスタートです。

メチルプレドニゾロンの点滴です。

今日は4回針を刺して点滴ルート確保できました。血管は見えているけど細いそうで先生は苦労していました。

注射をするときに腕の下にいつも薄い緑色のシート(防水シート?)を敷いています。血がけっこうな量ボタボタとそのシートにあふれたのですが、一滴も下にしみず。すごい機能性です。さすが医療器具。そしてお高いそうです。

 

今日は教授回診でした。その教授という人から「1回目のパルスでこんなに数値がよくなること、めったにないんですよ。とてもよく効いてます。」と言葉をいただきました。ヤッター!!効いてます効いてます!

 

今日はいろんな受診もりだくさん。

まず、胃カメラ。大学病院ってところは・・・若手の医師たち4人に囲まれての胃カメラです。一番若い(と見える)先生がやる人。その後ろに2人、1人はエア胃カメラしながら練習中。もう1人はじっと見てる。私の足元には「ごにょごにょ」とアドバイスしている一番先輩の先生がいる。そんな人口密度の高い胃カメラ室でした。

こんな時、看護師さんが「もう少しよ。」とか「あごひいて。」とかテキパキ言ってくれると、ほんと安心できます。

結果は良好です。

その後、間髪入れずに、眼科へ。

ステロイド治療すると緑内障白内障になりやすいとのことで受診です。

厳しい口調だし笑顔があまりない先生だったのですが、なぜか、癒しを感じた。なにか波長みたいなものがあるんでしょうかね。

近視でコンタクトですから定期的に眼科受診はしていますが、大学病院の眼科受診ははじめてです。麻酔の目薬してレンズを入れる検査、散瞳検査、眼圧検査などやりました。検査後目が見えにくかったのですが、やっとブログ書けるほどに回復しました。

近視が強くなんとかが薄く緑内障のリスクが高いそうで、後日、視野検査になりました。いろいろ出てきますね、ステロイドパルス。

そして骨粗鬆症確認のための骨塩検査。

最後は、栄養相談。

減塩はバッチリ。たんぱく質を少し減らし、もう少しカロリーをとろう。という結論です。これから勉強ですね。たんぱく質

 

入院しているお陰で、自分のことだけを好きにやらせてもらっています。

朝起きて夜寝るまで、家族のことも、仕事のことも、な~んも出来ない。

申し訳ないなと思いつつ贅沢させてもらっているなと実感します。

朝と夜両方ともエージングケア洗顔フォームで丁寧に顔を洗って、エイジングケア化粧品を丁寧につけたり出来ているんです。

みんなにご迷惑をおかけしながら、自分のためだけに時間を使える瞬間。本当に恐縮しつつありがたいなとしみじみ。

はやくよくなりたい!

 

そうそう。

今日は終戦の日。この病院でも正午に「武道館で式典をやっています。一緒に黙とうしましょう。」と放送が流れました。

こういう放送はどういう選考基準なんでしょうかね。入院していた8月9日の長崎原爆の日には流れませんでした。東日本大震災の黙とう放送などはあるんでしょうかね。

 

明日も点滴。

雨が続くようですね。恵の雨になるのかしら。