さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

ステロイド治療開始53日目で世界一の人ごみへの外出

隔日で1日30mgのプレドニゾロン内服が続いていますが、ステロイド治療開始53日目にして、世界有数の人ごみ 新宿・渋谷(新宿駅は利用者数世界1位!!渋谷駅は2位!)に行かなければならなくなりました。しかも2日連続、電車で往復です。

仕方なく行くのです。ハイストレスな理由で行くのです・・・。

 

少しでも人との接触を減らしたいので、グリーン車や指定席的な車両がある場合は別料金を支払い、それ系の車両に乗ります。

そういう車両がない電車は、先頭車両か最後尾車両に乗ります。駅のホームの中央付近にある階段から遠い”ホームの端”に止まる先頭or最後尾車両は、比較的乗る人が少ないのです。と言っても、山手線などは先頭車両も最後尾車両も混んでいますので、真ん中の車両よりはまだましかな程度です。

電車内では、手すり棒やつり革に何気なく触っています。その触った手で、自分の口や鼻を触らないというのも気を付けました。しているマスクを直したりはずしたりしないように、手洗い出来るまではお茶なども飲まないようにしてました。

菌がついた手で口回りを触ったり鼻をほじったりして感染症になる例がとても多いと先生から聞いていたことを思い出してました。

駅に到着したら、トイレで手洗い、ショードックで手拭きです。うがいは出来ませんので手洗い重視。

(ショードックは大学病院で使用されているウエットティッシュです。市販されています。)

電車内はこんな感じでなんとかしのぎました。

www.hakujuji.co.jp

 

渋谷で以外なことを発見。

渋谷でお昼を食べることにしました。渋谷駅を出る前にトイレに行こうと思いましたが、駅構内のトイレは大行列。あきらめて駅を出ると、渋谷駅前スクランブル交差点はものすごーーーーい人の数。

「少しでも人が少ないところに早く行きたい。トイレにも行きたい。お昼も食べなきゃ。」と入ったのは、「西武渋谷」です。

渋谷駅からたどり着くまでの人があふれる道中とは別世界な落ち着き払った西武渋谷。

たまたまですがほぼ誰もいないトイレ(確か5階)。しっかり手洗い手拭きも出来ました。

たまたまでしょうがお客様が他に1組しかいなくてゆっくりのんびり疲れをいやしながらお食事できたカフェ。お水でお薬も飲めました。

渋谷の喧騒から逃れたいときには、西武渋谷おすすめです。

www.sogo-seibu.jp

 

外出の理由は、それはそれはハイストレスなものでした。

そんなハイストレスな時間の最中は、動悸が激しかったです。やはり、ストレスとステロイド動悸には関係があるんでしょうか。

そういや。

入院中によくなった数値が退院して悪化する人が多い理由は、「生活習慣の変化ではなく、入院中にほとんどなかったストレスが退院して一気に増加するから。」と、私の主治医は個人的に考えているそうです。病気の良し悪しには、私たちが思っている以上に、ストレスが大きく影響するそうです。

 

帰りに新宿駅新南エリアNEWoManでご飯を買いました。

素早く買えるように、朝の内からだいたいのお店を決めておきます。広い新宿駅です。新南エリアに最短で到着できるよう帰りに乗る電車の車両も確認しておきました。お陰でスムーズなお買い物をしてすんなり帰路につけました。移動距離が少ないほど、人との接触も少なくてOK!

 

世界一の人ごみから帰ってきました。

今のところ発熱やせき鼻水などなく感染症にはかかっていないと思われます。ホッ。

しか~し。

両足のふくらはぎとすねと太ももがけっこうな筋肉痛です。いつもよりは歩く距離が多少多かったのですが、筋肉痛が出るほどは歩いてないのです。予想外の筋肉痛でした。

これがステロイド筋症というステロイドによる筋力低下なんでしょうね。

ステロイド治療前はこのくらいの歩きでは筋肉痛にはなってませんでしたから、思わぬ副作用です。

 

新宿行ったのに2日目のお昼はお弁当を作り持参しました。いつもなら絶対外食したのに、新宿に手作りお弁当を持っていくなんて・・・体のことを考えてがんばった私です。