さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

貧血が改善したら氷食べなくなりました

ここ10年以上「好きな食べ物は何ですか?」と聞かれるたびに「氷!」と答えていた私。

いつ何度も氷をガリガリと食べていました。

水筒の中身は麦茶よりも氷がいっぱい。

ビールを飲むときのつまみも氷。おやつも氷。デザートに氷。なんならご飯も氷でいいくらい。

いつだか、友人と、かき氷やさんに食べに行ったときに「シロップかけないでください。純粋に氷だけでお願いします。」と注文して、お店の人に「は?」と言われたりもしました。

 

貧血による「氷食症」(異食症)らしいです。

私も御多分にもれず貧血でした。鉄剤を飲んでいました。

貧血が私に氷を食べさせていたのです。文学だわ笑。

腎性貧血というのもあるので、腎臓病の人は貧血も要注意です。

 

今回のステロイドパルス入院で、貧血が改善したことが分かり、鉄剤は中止になりました。ホッ。

そうしたら・・・。

なんと、氷をほとんど食べなくなっているではありませんか!!!!

食べたいとも思わないのです。

氷に魅力を感じなくなっているのです。

私の好きな食べ物は氷ではなかったのです。

貧血が私に氷を食べさせていたのです。ホラーだわ笑。

 

貧血=氷食症

すさまじい威力です。

そして、貧血が治れば氷を食べなくなります。

不思議です。人間って不思議。いや、病気って不思議。