ビッグデータで治療・研究 大賛成
今朝のラジオでこんなニュースをやっていました。5千万人分の診療情報をデータベース化して活用する。との内容です。
聞いた瞬間から、大賛成です!
IgA腎症で言えば、日本にいる32,000人の患者のデータをきちんと集めて分析すれば、患者32,000人に何らかの共通項が見つかって発症の原因がわかってくるかもしれません。
今わかっている「IgA腎症発症は日本やアジア太平洋地域に多くて北欧北米に少ない。」ということと何らかのつながりが見いだせるかもしれません。
そうすると根治が見えてきます。
扁摘ステロイドパルス治療の効果が出るか出ないかは運次第。効果が得られる人と得られない人の有意な違いはないというのですから、もう、誰にもどうしようもない。
このことだって、データ集約できれば、どういう患者に扁摘ステロイドパルスが有効かどうかわかってきそうです。
夢は広がります。
さすが、ビッグデータ。頼むよAI。死ぬまでにIgA腎症克服!に立ち会わせくれ!
少し前に「AIにとってかわられる職業ランキング」的なものがありました。私の職業はAIに代わられにくい職業の上位に入っているのですが・・・
私は、AIに代わられたい!誰にでも同じようにできる職業にしたいのです。基本はいつ誰がやっても同じようにできる。そこは思う存分AIにお任せ。そして、その場その場でその人の心の機微に合わせて対応しなくちゃいけないことにだけ集中して人間がやる。そんなことに憧れをいただいているのですがね・・・。
どうでもいいですけど。
とにかく。
診療情報のビッグデータ化、期待しています。
患者として何でも協力します。入院時の治験協力も何でもOKでやっていましたもの。
なんでIgA腎症が発症するのか、どうやったら完治するのか。知りたいですね。