さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

ステロイド治療をはじめて10か月目の受診(退院から6回目外来)

扁桃摘出は昨年4月。

ステロイドパルスが昨年8月。

扁摘から1年経過し、ステロイドが体に入ってからもうすぐ1年になろうしている先日、大学病院腎臓内科外来受診をしました。

 

結果は多少悪くなっていました。

ステロイド治療の効果はある程度出ていて尿潜血は(-)を維持できている。から、IgA腎症の顕著な悪化はない。eGFRの数値もそれほど大きな変化なし。ということは腎機能の大きな低下はないと考えていいとのこと。

なのに、尿蛋白がここ3回の受診の度に右肩上がりに増えています。

なぜだ?と先生が言うんだから仕方ない。原因は分かりませんが、尿蛋白は増えてしまっています。

血圧が高めで推移していたことと関係があるそうなので、コバシルが倍量に増えました。コバシル倍量にして次回の受診時に尿蛋白が増えていなければいいのだけれど・・。

 

先生に今後の透析可能性を聞きました。

もちろん、絶対ではないし、何かが起きればこの通りにはいかないという前置きをもらいつつ、「今後5年間はまず大丈夫だろう。10年間もまぁ大丈夫だと思うよ。」とのこと。

「今は人生100年とか言われていてどのくらい生きるか分からないけど、そこまで年とって透析しないというのは無理だとは思うけど。」のオマケ付き。そこまで年とっては何歳よ?80歳?「ま、80歳とかで透析しないのは難しいかもね。」だって。

ひとまず、55歳までこの調子で生活して仕事できれば、よし!ですな。その後のことはその時にのんびりと考えます。

 

前回受診から今回受診までの2か月間で2回程度、具合が悪くなり寝込んだことがありました。それを報告すると、「食事で塩を取りすぎると、さばみの腎臓は弱っているから処理できずに、すぐにむくんで具合悪くなるよ。」と即答。具合悪くなった2~3日前の食事で塩とりすぎているだろうって。

お付合いの席などで塩をとってしまうしかない時などは、その前後の食事でよ~く調整しないと倒れます。それがよく分かりました。

ちなみに汗をかく夏は摂取した塩が汗と一緒に排出されるので、塩分検査をすると自分で思っているより塩分摂取量が少なく出ます。そもそも塩分は摂ってしまうものなのでそんなに心配する必要はないけど、塩分とらなすぎにも少々注意を。夏だけね。

 

仕事の関係でここ数か月少し忙しい日々を送っています。

意識的に、はよ寝まひょ。