さばみのIgA腎症との35年ノート

IgA腎症とともに生きて35年。いよいよ扁摘ステロイドパルス治療がはじまりました。

扁摘手術4日目からの激痛

扁摘手術を無事終え、「あれ?そんなに言うほど痛くなくない?」なんて思っていた3日間。

それは、幻想だったに違いないと思うくらい、のどが急激に痛くなってきました。

4日目くらいです。

 

食事もだんだん食事らしくなってきて、ということは、飲み込むのに力が要ります。

おかずやご飯を口に入れてもぐもぐとかみます。かめます。

でも、痛くて飲み込めない。ゴックンできない。顔の角度をあちこちに変えながら、なるべくスムーズに飲み込めるタイミングを探り、一口ずつ少しずつ飲み込んでいく。

そんな食事時間が続きます。とにかく痛い。

でも、早く治りたいので、できる限り、ひとりで食堂に残っても完食しました。

食事の1時間程度前に痛止め薬を飲むと比較的スムーズに食べられるので、痛み止めを飲むタイミングをはかったりしてました。

もう、4日目から退院ちょい前までは、痛み止めを上手に飲んで、何とか過ごしていた感じです。

 

夜寝るときによかったのが、ウエットマスク。口が乾いてしまうと余計に痛みを感じるので、必需品でした。これはありがたかった。

あと、ミントフラッペ。すっきりして冷たくてスルってのどを通ってくれて。これにも助けられました。ミントの香りが気持ち的にもリラックスできてよかったです。

何でも食べていいという科に入院するってこういうことなのね。と変な感動した私。

 

のどの痛みはあるものの傷もきれいで予定通り10日程度で退院。

よかったのも束の間・・・。

家で痛みがぶり返し食事が食べられない。

仕事もしなくちゃいけないので、体力を戻さなくちゃいけません。

食事が無理ならメイバランスで栄養補給メイバランスを買い込みました。

退院してしばらく痛くてあまり食べられないことが続き・・・・

 

そして、気づいたら。

 

「味がわからない!!!!」

「ラーメン食べてるのに、つゆの味がしない。」

「しょっぱいのが分からないから、塩取りすぎちゃうよ。」

「何も食べてないのに、舌には常に、渋味・苦味・しょっぱ味がある。」

 

な・に・こ・れ~~~~~

 

ここから扁摘新たな苦しみの幕開けとなるのです・・・泣